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【3行解説・図解有り!】平均値とは?わかりやすく徹底解説!


「学校で平均値を勉強したが、いまいちわからない」


このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そんな方々のために、統計学のキーワードの1つである平均値をわかりやすく解説します!

これから統計学を学びたい方や、統計学を勉強している方まで、是非参考にしてください!


 

目次

 

1.平均値とは?わかりやすく3行でまとめると


忙しい人のために3行でまとめてみました!!


・平均値とは、統計学のうち、「記述統計」において用いられるキーワードである。

・平均値とは、「データの総和/データの総数」にて求めることができる。

・平均値とは、そのデータの中心がどこにあるのかを知るときに使うことができる!。


2.平均値とは

皆さん、「平均値」という単語やその値をよく使うものの、平均値が何を表しているのか正確に子田wることは難しいのではないでしょうか。

おそらく、小学校の算数では下記のような式で求めることができると習ったのではないかと思います。


データの総和/データの総数


しかし、これでは「平均値は○○です」と答えることはできでも「平均値が○○だから、このデータは××です」のように何かを説明することは難しいのではないでしょうか。


そこで今回は、下記のような2クラスのテスト点数を例にとって、平均値についてみていきましょう。


図:人数違い、性別違い


まず、今回は「この2クラスのどちらが学力が高いのか」を問題とし、テストの点数が高いほうが学力が高いと定義します。

そのうえで、どのようにしたら点数を比べることができるかを考えてみましょう。


ここで、1人ずつ点数を比べてみたとしても、人数が違うことや、比べる順番によって結果が変わってしまうため、点数だけを純粋に正しく比較できているとは言えないでしょう。



また、全員の点数の総和を比べてみても人数が多いほうが有利となってしまうため、正しく点数だけを比較できているとは言えません。



ここで登場するのが「平均値」です。

平均値によって、各クラスの点数の中心がどこにあるのかがわかるため、平均値が高いほうが、各クラスの点数を横に並べてみたときの中心となる点数が高く、より点数が高いクラスだと説明ができるのです。




3.平均値だけでは正しくデータを理解できない場合

先ほどのように、データの特徴をつかみ、その特徴を比較できる「平均値」ですが、万能ではありません。

ここからは、どのような場合に平均値だけ見てしまうと問題が起きるのかを例を用いて見ていきましょう。


下記の図のように、先ほどまでに2クラスに加えて、3クラス目も含めて学力を比較してみましょう。


図:3クラス目極端な値100点1人


すると、3クラス目の平均値が一番高く、3クラス目の学力が一番高いと読み取れます。


しかし、100点を取っている1人を除いて考えてみると、ほかのクラスよりも学力が劣っていることがわかります。

では、なぜこのような状況が生まれてしまうのでしょうか。


これは、平均値の特徴として、「極端な値に影響を受けやすい」ことが理由として挙げられます。

下記のような図で表してみるとわかりやすいのではないでしょうか。


図:極端な値足すだけで引っ張られる


このような場合、平均値だけを見てしまうと正しくデータを理解することができません。

そこで、「中央値」とよばれる「データを小さいものから並べたときの中央の値」も一緒に見てあげることで、

より正確にデータを理解することができます。


図:中央値


このように、平均値だけで判断できる場合とできない場合があるので、気を付けて数値を取り扱いましょう!


4.まとめ

皆さんいかがだったでしょうか!

「平均値」について、理解できましたか!?


もし新しい発見があった方や、まだ理解しきれていないので、ほかの人と会話しながら勉強したいという方はこちらからフォーラムに参加してみてくださいね!




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