検索
【3行解説・図解有り!】平均値とは?わかりやすく徹底解説!
- 幹 市野瀬
- 2022年4月16日
- 読了時間: 3分
「学校で平均値を勉強したが、いまいちわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、統計学のキーワードの1つである平均値をわかりやすく解説します!
これから統計学を学びたい方や、統計学を勉強している方まで、是非参考にしてください!
目次
1.平均値とは?わかりやすく3行でまとめると

忙しい人のために3行でまとめてみました!!
・平均値とは、統計学のうち、「記述統計」において用いられるキーワードである。
・平均値とは、「データの総和/データの総数」にて求めることができる。
・平均値とは、そのデータの中心がどこにあるのかを知るときに使うことができる!。
2.平均値とは

皆さん、「平均値」という単語やその値をよく使うものの、平均値が何を表しているのか正確に子田wることは難しいのではないでしょうか。
おそらく、小学校の算数では下記のような式で求めることができると習ったのではないかと思います。
データの総和/データの総数
しかし、これでは「平均値は○○です」と答えることはできでも「平均値が○○だから、このデータは××です」のように何かを説明することは難しいのではないでしょうか。
そこで今回は、下記のような2クラスのテスト点数を例にとって、平均値についてみていきましょう。
図:人数違い、性別違い
まず、今回は「この2クラスのどちらが学力が高いのか」を問題とし、テストの点数が高いほうが学力が高いと定義します。
そのうえで、どのようにしたら点数を比べることができるかを考えてみましょう。
ここで、1人ずつ点数を比べてみたとしても、人数が違うことや、比べる順番によって結果が変わってしまうため、点数だけを純粋に正しく比較できているとは言えないでしょう。
図
また、全員の点数の総和を比べてみても人数が多いほうが有利となってしまうため、正しく点数だけを比較できているとは言えません。
図
ここで登場するのが「平均値」です。
平均値によって、各クラスの点数の中心がどこにあるのかがわかるため、平均値が高いほうが、各クラスの点数を横に並べてみたときの中心となる点数が高く、より点数が高いクラスだと説明ができるのです。
図
3.平均値だけでは正しくデータを理解できない場合

Comments