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【3行解説・図解有り!】論理療法(ABC理論)における損得勘定法とは?わかりやすく徹底解説!
- 幹 市野瀬
- 2022年2月23日
- 読了時間: 3分
「心理学を学び始めたいけど何から手を付けてよいかわからない」
「学校で論理療法(ABC理論)・損得勘定法を勉強したが、いまいちわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、心理療法のアプローチの1つである論理療法(ABC理論)における損得勘定法をわかりやすく解説します!
これから心理学を学びたい方や、心理療法を勉強している方まで、是非参考にしてください!
目次
1.損得勘定法とは?わかりやすく3行でまとめると

忙しい人のために3行でまとめてみました!!
・論理療法(ABC理論)とは、心理療法の1つのアプローチである。
・行動・反応はA(出来事)→B(信念)→C(結果としての行動・反応)のようなプロセスで起きる。
・損得勘定法とはBの変容を「損得勘定」によって促し、Cの変化を目標とする技法である。
2.論理療法(ABC理論)の復習

損得勘定法を理解するうえで、まずは論理療法(ABC理論)の復習から始めましょう。
論理療法(ABC理論)では、物事が起きてから行動・反応があるまでの過程を下記のように整理して理解します。
A:Activating event(出来事)
B:Belief(信念)
C:Consequence(結果、行動・反応)
仮に、このB(信念)がマイナスに働き、都合の悪いC(結果、行動・反応)が起きるような場合、その非合理的な信念をイラショナルビリーフと呼びます
そのイラショナルビリーフの変容を促すために、下記のようなアルファベットが続きます。
D:Dispute(反論)
E:Effect(解決)
イラショナルビリーフをD(反論)によって変容させ、E(解決)へと導くのです。
3.損得勘定法とは

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